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執筆者の写真2025年研究会

ヨガの発達、人類の進化

更新日:3月9日

様々なヨガには、人間発達におけるそれぞれの役割がある。「さまざま」と「それぞれ」なるほどー。現代は確かに多種多様なヨガが社会で提供されている。昔はインドでしか学べなかったヨガが、世界中どこでも学べて、さらに自分のお好みのヨガを探して学べるようになったことは、人類史上初めてーといってよい。それをDK大師は「機会の日」という。


ここでは、ハタヨガ、ラヤヨガ、バクティヨガ、ラージャヨガの4つのヨガが、人類の進化に貢献してきたと書かれている。


このように進化の順番を書かれると、評価判断のマインドが立ち上がるが、どのヨガも魂とパーソナリティを統合するには、人生のどこかで必要になってくるのだと、私は思う。私はすべて4つのヨガを経験して、今ではラージャヨガの部類を教える活動をしているけど、それでも日々身体を整えるためのハタヨガは、気持ちよくて大切な時間だと感じる。 追記:ラヤヨガは「チャクラヨガ」として一般的に知られています。



引用元 アリスベイリーの魂の光 The Light of the Soul P9-15

魂の光・アリスベイリーの序文~②

*この文章は研究会で朗読しやすいように多少の編集をしています。全文しっかりと読みたい方は必ずAABライブラリーから購入下さい。




2025年研究会資料2


様々なヨガにはすべて、人間の発達におけるそれぞれの役割がある。 レムリア人種(最初の純粋に肉体的な人種)である幼児期にあった人類に課せられたヨガはハタ・ヨガつまり肉体のヨガであった。それは、様々な器官、筋肉、そして人体の様々な部分を意識的に活用し操作するヨガであった。 当時のアデプトたちの課題は、ほとんど動物と変わらない。様々な器官の目、意義、使用法を教え、彼らがそれらを意識的に統御できるよう、人体という象徴の意味を教えることであった。そのため、この初期の時代において、人間はハタヨガの実践を通してイニシエーションの門に到達したのである。 当時の人間が達成できた最高のイニシエーションは、パーソナリティーの変容の結果をもたらす第三イニシエーションであった。




アトランティス時代には、人の子らの進歩は二つのヨガを課すことを通して獲得された。最初にラヤヨガと呼ばれるヨガー人間のエーテル体とセンター(チャクラ)を安定させ、アストラル的なサイキック性質の発達を促す、センター(チャクラ)のヨガが課せられた。 後になって、情緒体つまりアストラル体の発達から生まれたバクティ・ヨガが、ラヤ・ヨガと合体し、アーリア根本人種にとって基礎になる刺激としての神秘主義と献身の土台が築かれた。当時の目標は第四イニシエーションであった。



そして今、アーリア人種において、メンタル体の征服とマインドの統御をラージャ・ヨガの実践を通して成し遂げること、そしてアデプトになるイニシエーションである第五イニシエーションが、進化を続ける人類の目標になっている。



このように、すべてのヨガにはそれぞれの役割があり、有益な目的に仕えてきたが、ハタ・ヨガの実践への回帰や、様々なタイプの瞑想実践や呼吸法によって特定のセンターを目覚めさせようとする訓練への回帰は、ある側面から見れば、退行と言える。 ラージャ・ヨガを実践し、魂に意識の中心を置いた人間に見られる方向づけられた統御という立場をとることで、他のヨガ形態が不必要になることが分かるであろう。より偉大なヨガは自動的に、実践としてではなく結果において、より低位のヨガを包含しているからである。 これらを研究すれば、機会の日が今始まったばかりであることが分かるであろう。

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