シリウスは太陽系の外にある恒星。
そのシリウスに意識を向け、秘教徒たちでテレパシーでつながる…ことの意味はなんだろう?
その意図も、意味も、結果も理解できなかったので、体験するしかなかった2024年のテレパシー実験が終わりました。
エネルギーの世界での体験は主観的にしか語れないので、私が個人的に受け取ったことが正解かどうかは、最後まで分かりません。
ただ一つ、これは確かなことだと思ったのは、地球外の恒星に意識を向けるという機会は、参加者が意識を統合させる努力の強力な動機付けになるーということ。これが例えば、シリウスの代わりに米国とか中国だったら、「ふーん」で終わるでしょう。そうでなくてウクライナやガザ、例えば能登半島なら、もう少しモチベーションは上がるかもしれませんが、反対勢力もありそうです。それなら、金星とか天王星…なら?あまり話題性としてはパッとしませんし、何か月も実験のために準備を重ねる動機付けとしては弱いです。(この実験の下準備は4月からスタートしてました)
シリウスだからこそ、「みんなと共にやってみよう。自分一人では出来ない」と思った秘教徒は多かったように感じます。つまりそれだけ、地球外、太陽系外に意識が開き始めている人がいる…ということでしょう。
私自身も太陽系内の惑星なら、占星術の知識もあるので、自分一人でも出来るーと思います。でもシリウスは、やっぱり「みんなで力を合わせなきゃ」と思ったから、毎日の瞑想、真夜中のオンラインであっても参加できたのです。
結果的に、太陽系外に心を開くことは、私自身を地球にグラウンディングさせました。なぜなら、400名近い人々が・・・地球人類の霊的成長を願っていること、そして何か月も続く瞑想を毎日続け積み重ねていること、自分の人生の願望実現は手放していること。この体験の共有が「私たちは兄弟姉妹、そして家族だよね」という絆になったのです。
地球家族という言葉は、いままで心に響きませんでしたが、大勢の秘教徒の意識とつながれた経験は、私にとって「地球家族」というかけがえのない体験となりました。
私は一人ではない。シリウスでつながったご縁は、来年のウエサク祭まで続くでしょう。
スピリチャル業界が主張する「宇宙のエネルギーをうけとって願望をかなえよう」という結果を最初から求めていない人々が集まっています。地球が生まれ変わることを願っている人々だからこそ、その結果は個人の人生を豊かにするわけでもありません。
日本からは私以外に2名の方が参加していました。午前3時のオンライン、おつかれさまでした。
シリウスのエネルギーを受け取ることが、個人の願望を叶える機会ではなく、これからも地球家族の祈りが実現する機会であってほしいと、心から願っています。
シリウス連載、読んでくだった方にも感謝をこめて、期間中ずっとリフレインしていた曲を届けます。Rina SawayamaさんのChosen Family です。
「私たちは(神によって)選ばれた」という選民意識がありますが、ある日突然に選ばれるわけでもなく、まずは自分が選んで、その道を歩いてこそ選ばれるのであって、それは「お互いが選びあう」ということだと思います。この歌はLGBTの人々を励ます素晴らしい歌ですが、理解されることが少ない秘教徒の心にも届き、私自身とても癒されました。
Sirius2024、ありがとうございました。
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