Sirius 2024~vol.8
- 2025年研究会
- 2024年8月20日
- 読了時間: 4分
シリウス2024年のテレパシー実験は、17日から始まり、21日(日本は22日夜中)で終わります。初日のオープニング瞑想は「100人くらいの秘教徒が集まる」という予測を大幅に超え、世界中から370人が集い、シリウスへのテレパシー実験は幕をあけました。
最初に主宰者による簡単な挨拶。そして20分の沈黙。瞑想リードもありません。
そして最後は大祈願は、言語の多様性に配慮して、英語による唱和リードもありません。自分自身の言語で唱えるようにーというインストラクションのみ。でも静寂の中、いつもの自分の言語での大祈願だからこそ、その先の370人の大祈願と調和するのを感じました。
「シリウスへの大祈願」というテーマで集まった370人は、私の地球家族。

自分一人ではシリウスの存在を感じたとしても、「自分の思い込みかな、私はおかしいのかな」で終わっていたかもしれません。でも自分と同じように考える人たちが370人も集った事実は、自分の意識を遠い宇宙へとつなげる勇気となりました。
地球の外へ、太陽系の外へ、意識を開くのは、自分一人ではできない。だから個人的なイニシーションが、「グループイニシエーション」に発展する理屈には納得感があります。
テレパシー通信能力のゆっくりとした発達と科学による超感覚知覚の認識もまた、不可視の生命と価値の世界の実証においてその役割を果たしつつある。…科学的に適用された訓練が、人類が内的な神性つまり内なる霊的人間のもとで機能することを可能にするであろう。この訓練はまた、すべての形態に内在する神の事実を明らかにし、―いまゆっくりと起こりつつある―偉大な惑星規模の運動に人類が参加することを可能にするであろう。
~アリスベイリー「人類の問題」より
DK大師が書き残しているように、グループイニシエーションとテレパシーの訓練は切り離せないことも、この体験で理解できました。

このテレパシー実験は、米国、英国、オーストラリア、ドイツの秘教徒達が立ち上げました。日本からはエソテリック東京が参加しています。その趣旨の一部をシェアすることで、この実験が惑星的な運動へと発展することを願っています。
★2024年獅子座ーシリウス満月のテレパシー実験の趣旨★
この実験の本質は、シリウスから伝達されたエネルギーをダウンロードして放射するための磁場を作り出すことである。
私たちは沈黙の中でこれを行う。グループ間の沈黙に集中することで、さまざまな方法論を超えた、より高い音が聞こえる空間が生まれる。沈黙は、整列のための独自の方法を実践する自由を与え、静寂の暖炉の前で、全員と集合する機会を提供する。 インターグループ(中継組織)として静寂の中に一緒に入ることは、惑星のアジュナセンターであるインターグループ(中継組織)と惑星のハートセンターであるハイラーキーの関係、その音を聞き、まったく新しい次元での協力、その機会を与えてくれるだろう。
★静寂の中で瞑想するという選択★
即興演奏をするオーケストラの例えが思い浮かぶ。個人もグループも、それぞれが自分の楽器の演奏に精通している。 それぞれが自分の楽器に責任を持ち、自分の方法論を用い、自分の音を明確かつ正確に演奏する。こうして私たちは、それぞれが調律された楽器を持つ、熟練した音楽家達の集団となる。交響曲を共同創作するには、奏者は他の奏者全員の意見にも耳を傾けねばならない。 つまり私たち秘教徒は、静寂のなかで耳を傾け、テレパシーで音を聴くのだ。 私たちは、奏でている全ての音にテレパシーで敏感になることを学んでいる。私たちは音楽を共に演奏する新しい方法であるテレパシーを学び、同時に、このオーケストラを指揮する大いなる生命であるハイラーキーに対しても意識を開き続ける。
★私たちのテレパシー実験の目標★
私たちの実験の目標は、2025年、惑星のコンクラーベで、ハイラーキーに提供する楽器を共同創造することである。この「獅子座ーシリウス祭」の実験が、私たち自身をひとつの惑星の奉仕者として認識する助けとなり、次のステップを明らかにしてくれますように。そして秘教学を超えて、私達が奉仕者としての有機的な組織体として、自己認識されますように。

2024年の獅子座満月、アリスベイリーの秘教学、そして大祈願というキーワードだけで、テレパシー実験を始めた370人がいました。この370人から始まったテレパシー実験が、いつかは惑星規模の運動になりますように。
この体験からの気づきを、日本にいる私の周囲に還元していくのかーは、まだ答えがありません。最後のオンラインは8/21(日本は22日深夜)を終えたら、私のなかに啓示が残り、その啓示が2025年にむけて活かされるようにーと願うばかりです。
この連載も、残り2回です。もうしばらく宜しく。
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