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執筆者の写真2025年研究会

2024年夏至によせて

今年の夏至は、21日金曜日の午前5時50分。その30時間後の22日土曜日、午前10時8分には蟹座(山羊座)の満月です。このように夏至と満月が続くのも珍しいこと。


ちょうど昨晩、秘教徒のテレパシーチームから「夏至時間の大祈願のマントラ」の要望があったので、Facebookグループのライブ配信で21日~23日の朝、お届けします。ご一緒に唱和できる方はぜひどうぞ。




蟹座は「原料の管理」の星座、その反対にある山羊座は「資源の管理」

どちらも活動知性の第3光線、そして組織と秩序の第7光線のエネルギーです。蟹座は肉体をつくる原料であり、山羊座は物質社会をつくる資源ですが、肉体を作る原料は伝統的に家庭を管理する母性であり、資源は社会を管理する父性が原理でした。


もちろんこれは性別ではなく、エネルギーとして考えてください。父性原理を生きる女性もいれば、母性原理を生きる男性もいます。どちらも融合するのが理想であれば、ジェンダーが(昔の観点からみて)逆転しているほうが、進化のプロセスにあるのかもしれません。


この蟹座のシーズンは些かジェンダーに関する意識が向きやすい時期かもしれないーと思っていたら、都知事選。いろいろ蟹座小池百合子氏のネタはつきません。





蟹座といえば月ですが、一般的な占星術での蟹座支配性の月はアストラル体の象徴でした。アストラル界が感情を主としたエネルギーで成っている界層であることは、みなさんよくご存じでしょう。蟹座に月が捕らわれている限り、月は進化できませんが、秘教占星学では月を乙女座の支配星として「神を宿す世界の母」に進化させています。


月は第4光線「葛藤を超えた調和」の支配者でもあり、人類全体を支配する光線ですが、人間が絶え間ない葛藤を超えて調和を達成したら、月(マリア)は水(蟹座)から解放され、天にのぼりイエスキリストの横で「世界の母(乙女座)」となるのでしょう。




この2024年の夏至が特徴的なのは、夏至そのものは双子座の最後の度数で迎え、満月を蟹座の最初の度数で迎えることです。つまり双子座から蟹座への流れが30時間のなかで起きること。そしてちょうど冥王星も水瓶座の1度にあり、始まりの度数が気になる満月です。


これは何を意味しているでしょうか。サビアンシンボルを探ってみると…


双子座の最後の度数「浜辺の群衆の前で行われる水着の美女のパレード」 蟹座の最初の度数「海で水兵たちが古い旗を降ろし、新しい旗を掲げている」


水着の美女から水兵への変容。カーディナルサイン(活動星座)は「変容」のサインでもあるので、最初の度数は変化の衝撃がありますが、この三日間のエネルギーの変化は、「天分であり自分の魅力を知った者が、意識の変化をあっさりと超えていく」ともリーディングできます。水瓶座1度にある冥王星が、その天分を「使命」に引き上げるかもしれませんが、2025年を前にして、自分の在り方や使命に今一度チェックインできる夏至~満月になりますように。



(余談ですが、サビアンシンボルも新しい時代にあわせてアップグレードする必要があると、最近よく思います。水着の美女のパレードなんて、もうないですから)







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