サビアンシンボルを学んだ直居先生は「シンボルを読むときは必ず前後も含めて流れで読みなさい。例えば8.5度なら、8度が原因、9度が結果、または過去と未来かもしれない。エネルギーは流れなので、きっちりと切れるわけではない」と語りました。
その考えはわかる気がします。なぜならエネルギーは、連続して流れる変化だからです。
その理論を採用して、ハイラーキーの秘密会議が行われる1925年と2025年のウエサク祭のホロスコープを読んでみました。
1925年のウエサク祭
この年がどんな一年だったかを調べたら、大正時代ー日本で初めて「選挙(男性だけだけど)」が取り入れ、工業化が一気に加速した時代でした。
その約15年後に、二度目の世界大戦があることを、ホロスコープに予兆はあったのでしょうか。少なくともハイラーキーは「避けられない」と理解していましたが…
牡牛座17度:剣と松明との象徴的戦い
剣は権力、松明は啓明ー対極の価値観の衝突。ハムレットを生む度数。
牡牛座18度:部屋の窓を開けて古いバックを虫干しする主婦
自己過大評価による価値の喪失、物欲からくる挫折。
ええ!と思ったので先の牡牛座19度をみると「新大陸の浮上」-新しい文明の創造。加えて月がある反対の蠍座17度~19度をみると、長くなるのでシンプルに書くと「子供を宿した女性⇒秋の森⇒オウム」太陽という表向きの出来事の裏で、神の声を聴く準備が整いつつある人たちがいて、方向転換のチャンスを得て、知識や情報を学び始める…というシンボル。秘教本が出版されたのが1920年~。なるほど…
なるほど…鳥肌がたちますね。それでは、今度は…
2025年のウエサク祭
来年2025年のウエサク祭は5月13日。牡牛座22.12度なので…
牡牛座22度:荒波の上を飛ぶ一羽の白い鳩
牡牛座23度:高価な宝石でいっぱいの宝石店
牡牛座24度:ベルトに人間の骸骨を吊るしたインディアンの戦士が勢いよく馬に飛び乗る
はて?「白い鳩」はどこかで…と思ったら、今年2024年ウエサク祭で起きている木星と天王星のコンジャンクション度数でした。
22-25度のエネルギーの流れをシンプルに解説すると…
「ノアの箱舟に希望を乗せて苦難を乗り切るが…⇒磨くことで輝く宝石が、資本主義(店)に並べられることで価値が下落する⇒宝石が骸骨となり、希望は憎悪になる?」
うーーーん。そうなのかなぁ。そうならないといいなぁ。
このような流れであれば「それであれば、いま大切にしたい本質、守って継承すべき価値はなんだろう?」と考えたいです。宝石は王様の権威を示すものですが、本来の意味は「知性」であり、アートマ、智慧の光とも言えます。店に並べられてしまう宝石ではなく、永遠に輝く知性に辿り着けますように。
いずれにしろ答えは20~30年後にわかるのでしょう。
今日はサラリと余興としてウエサク祭のホロスコープをサビアンシンボルで読み解きました。
今夜からLucis Trust(秘教本部)のウエサクコンファレンスが始まるので、明日から本番当日(満月の朝)にむけて本質的なことが書けるでしょう。ちなみにコンファレンスは誰でも参加できます。でも時差の関係で午前3時スタートですが…( ;∀;)
写真:1925年の日本(上野駅周辺)Japanアーカイブスより
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