13年前の痛みに立ち返る日。被災者の13年間に寄り添う日。
いまなお終わりが見えない原発事故に人間の限界を感じる日。
失われた肉体を離れた魂が、無事に帰還するようにと祈る日。
春を遠くに感じる日。
震災後のボランティアで出逢った被災者の方の在り方は「混乱」でもなく「簡素」だった。
今日は3.11を偲んで…「新しい時代の教育 P.147」より
今日、これまでに知られたどのような文明よりも 遙かに優れた文明へと向かう途上にあり、 人類がこれまでよりも遙かに幸せになることを保証し、 国家間の相違、階級差別がなくなり、 より充実したより豊かな生活を すべての人々に保証するような状況へと向かっているのである。 そのような状況が実際に存在するようになるのに、 何十年、何百年もかかることは明らかであろう。 しかし、もし人類が戦争から様々な教訓を学び、 あらゆる国の反動的で保守的な人々が 文明を間違った古い方向に逆行させるのを阻止することができるならば、 それにかかる時間は数世紀ではなく数十年になるであろう。 しかし、今すぐにでも始めることはできるのである。 簡素さが私たちの合言葉になるべきである。 なぜなら、簡素さこそが、私たちの古い物質中心的な生活様式を葬り去るからである。
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